ユリアヌス関係をググっていて、偶然みつけた。「西洋古典文学館」(https://western-classical-literature.hatenablog.com/about)。このブログそのものは2001年に始められたようだが、本格的に機械翻訳を試みだしたのは、2025年からのようで、西洋古典関係では以下を掲載継続作業中である。
アンミアヌス・マルケリヌス (Ammianus Marcellinus)『歴史』(Res Gestae)
カッシウス・ディオ (Cassius Dio Cocceianus)『ローマ史』(Ῥωμαϊκὴ Ἱστορία)
フラウィウス・ヨセフス (Flavius Josephus)『アピオンへの反論』(περὶ ἀρχαιότητος Ἰουδαίων)
ティトゥス・リウィウス (Titus Livius)『ローマ建国史』(Ab urbe condita)
すでに出版社から翻訳刊行中のものも含まれているが、未公刊についてはつなぎとして利用できるはずである。
またKindle版での購入も一部可能なようだ(現状で¥300程度)。ただし、これだとコピペが出来ない。それが難点となる。
註記を見てみたが、かなり専門的で信頼できそう。そもそも後期ローマ帝国軍政史は研究が進んでいない分野で、共和政期や元首政期での専門用語の使用法と後期ではかなり内容が違っていることを明確に意識して、邦訳も思い切って切り替えないといけないと思う。例えば、auxiliumは以前だと「補助軍」「予備軍」「援軍」などと訳され、ローマ市民からなる軍団兵と異なって非市民の属州民や周辺部族兵を指していたが、後期になると皇帝麾下の「警護部隊」とでもいうべき存在で、もちろんその構成員の多くはゲルマン人などからなっていたが、それが同じauxiliumなんたらと原典で出てくるので、昔の表記を引きずっての「補助兵部隊」みたいに訳され勝ちで問題なのだ。

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