興味深い地政学的見地:温暖化と極北

 以前、極北航路開発の件についてと、私の主戦場の古代ローマ史での気候変動には触れたことがあった。紛争原因は究極的には資源獲得競争といっていいだろう。ユーラシア大陸における気候変動に今改めて注目すべきかもしれない。

 「北極でもグリーンランドでもない…習近平とプーチンがすでに手を付け始めた「石炭、石油、天然ガスが眠る場所」」(https://president.jp/articles/-/116277?cx_referrertype=mail&utm_source=presidentnews&utm_medium=email&utm_campaign=dailymail)を読んだ。

 資源競争は月世界でさえも取り沙汰されているくらいなのだから、海底5000メートルや北極海もお目こぼしに会うはずもなく。

 いわゆる温暖化での勝ち組はロシアとカナダ。負け組は赤道上のとりわけ水没海洋国家と想定されているが、それ以上に問題なのは、気候難民の大量発生も指摘されていて、現状況でも問題なのにと考えざるを得ない。

 具体的には先行して南極が争点になるかもである。現在では南極条約で国家利権は厳しく制限されてきているが、状況の変化でどうなるか先行きは不透明と言わざるを得ない。温暖化の進展でペンギンも絶滅するのだろうか。

 資源最貧困国の我が祖国住民は、砕氷船観光で、シロクマ見たり、アザラシ見たりして喜んでいる場合ではないはずだが、げんちに行ってさてはたしてそんな先を読んだ目線で見ているのかどうか、はなはだ疑問である。

 

 

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