中東の宗教の根源を解明か:ユダヤ教、ゾロアスター教

 2026/10/18:NHK BSで「体感!グレートネイチャー:秘境コーカサス! 祈りの大地の絶景群 〜ジョージア・アゼルバイジャン〜」の再放送をやっていた(初回放送日 2025年2月24日)。https://www.web.nhk/tv/an/greatnature/pl/series-tep-J8QQ63X7V1/ep/PNR2LV274R
 未見の方は、是非NHKオンデマンドで視聴されることをお勧めします。

 黒海とカスピ海の間のジョージアとアゼルバイジャンは、地下マグマの動きの造山運動のせいで、特異な自然現象が見られ、その風土のゆえに特徴的な宗教現象が見られる、ということを私は遅ればせながら知ることができた。

 私が特に興味深かったのは、アゼルバイジャンでの「燃える山、泥火山、火の神殿」だった。地中から天然ガスが出ていてそれで大地が燃えているわけだ。映像ではそれが空中で爆発して火の柱のようにも見える現象も映していた。泥火山も同じ現象で、ふつふつと浮かんでくる泡にライターで火をつけると一瞬燃えるわけだ。

 となると私がすぐさま連想したのは、旧約聖書の「出エジプト記」で描かれている現象である。もちろんシナイ半島の聖書記述をその地での事実とみる必要はないが、どこかでの現象が伝わって来て、神の奇跡として借りてきて再述されているのかもしれないな、と。

 そして、アゼルバイジャンの首都・バクーから約20kmの場所に位置している「アテシュギャーフ(Atəşgah)」にゾロアスター教の寺院跡があって観光地となっている。アテシュギャーフとは、アゼルバイジャン語で「火の家」を意味するそうだ。ここでも現象は地下から噴出してくる天然ガスのせいだが、ペルシア起源の炎の宗教ゾロアスター教をすぐさま連想してしまった。ま、イランでは天然ガスでなく地表ににじみ出た石油だったかもだが。

 しかしそんなこと知らなかったのは私ぐらいで、ウェブ見れば6千円ちょっとでの一日ツアー広告が出ているのには、驚いた。https://jp.trip.com/things-to-do/detail/107268103?language=JP&locale=ja_jp&ext-list=city_category_card_ppc&ext-seoslug=azerbaijan-natureanimals&lasttraceid=6b6bbcb9-a310-cc34-ba43-1e2ad1469638

 これもご同様に、すぐさまゾロアスター教の起源と短絡するのは軽率だろうが、超自然現象として古代人が崇めただろうなということは言えるだろう。

 もう10年早く知っていたら、行って実見したかったなあと思ったことだ。

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