小田嶋隆がおいしそう、もとえ、面白そう

 ググっていたら偶然、「小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。」(https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00116/00162/)に行き当たり、そこから、日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」(https://business.nikkei.com/article/life/ 20081022/174784)を知り、衝動的に古書で『ア・ピース・オブ・警句 5年間の「空気の研究」2015-2019』日経BP、2020を発注してしまった。

 この著者、1956年東京都生まれで、2022年に65歳で死亡したコラムニスト。一見意味不明の著書名であるが、「a piece of cake」(朝飯前、たやすい、の意)から来ているそうで、他の書名をみても『上を向いてアルコール』とか『諦念後』といったオヤジギャグめいたネーミングもあり、まあ洒脱なお人柄のようにみえた。

 そんな彼の文章の中にこんなのを見つけた。同感である。しかし読ませる筆力も才能であって、「アタマ」抜きにはダメだろうが。

    原稿執筆は、老年と相性が良い。
   テキスト作成は、場所もとらないし、道具もさほどいらない。自分のウデとアタマとPCが一台あれば、たいていのことは間に合ってしまう。
   だから病気をしても仕事ができるし、足腰が衰えてもなんとかなる。
   そんなわけなので、将来の変わり身に向けて多彩な選択肢を持っているみなさんには、いまのうちに「書く技術」を身につけておくことを、強くおすすめする。

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