皇帝Diocletianusの首都ニコメディア(現トルコのIzmit)関係を調べていてみつけた。https://www.youtube.com/watch?v=m0CS0aMRhgg
AIを使ってもうこんなことも可能になっているのですね。今後、歴史の教育環境が劇的に変化しそうな予感がしている。

登場人物が喋っているのはトルコ語。ちなみに解説文は以下。Google翻訳を使ったが、一切手を加えていない。
———
イズミットの歴史を形作った人物たちに初めて出会うかもしれません。この街に最初の集落を築いた人々、イズミット生まれでヨーロッパ中に名を馳せた医師、敵の占領から街を解放した際に叙事詩を著した人々など、彼らは決断、貢献、そして英雄的行為によって街の歴史に名を刻みました。
AIを活用した新たな都市史プロジェクト「クロノバイザー・イズミット」は、2700年にわたるイズミットの歴史を巡る特別な旅へとあなたを誘います。
*********************
YouTubeでアクセスすると「〇〇をAIで再現してみました」という作品がすでに日本史を含めて目白押し。
私的にはYouTubeでの情報なんてろくなものでないと心の中のどこかで思ってきたのだが、今や場合によっては研究者レベルの優れた見解を提示している例もあることが今回わかった。それは次の例に触れたからだ。
「西暦330年のコンスタンティノープルであなたは何を見たか?」https://www.youtube.com/watch?v=1ER4wJpd3N4&t=32s
私がそうじゃないかなと思っていた内容「エウセビオスの叙述にもかかわらず、コンスタンティノポリスは最初からキリスト教的都市であったわけではなく、実際には異教的色彩が根強く生き残っていた」が、そこで当然のように語られていたのであ~る。
視聴者の【コメント】も結構優れていて一見に値する意見があって油断できない。「当時、明確なキリスト教建築は存在しなかったので、都市が「異教的」に見えたのも不思議ではない。キリスト教徒はローマのバシリカを模した教会を建てていた」とか、「Timothy Barnes, Constantine を読むことをお勧めする。彼は、この都市はセプティミウス・セウェルスによって大部分が破壊され、リキニウスによってようやく再建が始まったため、活動していた異教の神殿はなく、コンスタンティヌスはまっさらな状態から新しいキリスト教の首都を建設できた、と主張している」とか。私の感触と180度異なるこのとりわけBarnesの2011年の所説など、p.111ff.あたりのことであろうが、状況を相対的に眺めるのに役立つだろう。
ところで、このYouTubeは幸いなことに以下のようにすると日本語音声で聞くことができる:YouTubeを起動すると、画面の右下に幾つかのボタンが並んでいるが、右から4つめの「設定」をクリックする →「音声トラック」で、日本語を選ぶ。

この日本語訳、ときどき変な誤訳をしているが(例えば、Sol Invictusを「魂のインヴィクトゥス」と)、おおむね良好である。

コメント 0 件