月: 2025年5月

広島女学院大学続報

 中国新聞NL(朝) 2025/5/24:
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/646716?utm_source=mail&utm_medium=letter_asa&utm_campaign=letter_asa

既報と異なり、京都の学校法人への経営以降で、2027年にも共学化し大学名も変更とか。

 有料なので見てはいないが、週刊文春の電子版(2025/5/23)で「危ない名門女子大リスト《募集停止・京都ノートルダム女子大だけじゃない》」(https://bunshun.jp/articles/-/79277)を掲載している。そこでは危ない名門女子大として、白百合、フェリス、東洋英和、聖心、昭和、実践、共立、大妻ほか25校が列挙されているらしい。

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教皇レオの命名にちなんで

 巷では、新教皇名がレオだった件で、レオ13世が1891年に社会問題を扱った初めての回勅「Rerum Novarum」(レオ十三世著・岳野慶作訳解『レールム・ノヴァルム:労働者の境遇』中央出版社、1958年)で、資本主義の弊害と社会主義の幻想に触れた故事に注目しているが、教皇名レオはなかなか他の話題にも事欠かないのである。

 レオ1世(在位:440−461年):以下の功績から大教皇と称せられる。452年のアッチラに率いられたフン族のイタリア侵攻に際して、直接交渉し、撤退させた。また、455年にVandal族のガイセリック王によるローマ侵攻の際にも使者を送って説得、一端は合意に至ったものの、ローマは掠奪された。ただし3大バシリカはそれを免れたらしいが。

 レオ3世(在位:795-816年)は、帝国東部のローマ皇帝位が797年から空位とみなされえたことに乗じて(コンスタンティノス6世を廃位した生母エイレーネーが女帝として即位したが、802年にクーデタで廃位)、800年のクリスマスのミサ中にサン・ピエトロ大聖堂に来ていたフランク王カール1世にローマ皇帝冠を授け、西ヨーロッパに新時代を開幕した。

 レオ9世(在位:1049−1054年)は、アルザス貴族出身で、神聖ローマ皇帝ハインリヒ3世の推挙を受け、トゥール司教在任中に教皇に就任した。教会改革に邁進して在位大半をドイツ・フランスを過ごしグレゴリウス改革の先駆をなしたが、コンスタンティノポリス総主教ミハイル1世キルラリオスとのいわゆる相互破門により(実際にはレオはすでに死亡しており、使節フンベルト枢機卿の独断だった:参照、ウィキペディア「ミハイル1世(コンスタンディヌーポリ総主教)」)、これが結果的に東西教会分離の分岐点と位置づけられるようになった。

 新教皇は聖アウグスティノ修道会所属だが、メディチ家出身のレオ10世(在位:1513-1521年)のとき贖宥状がらみで質問状を掲げたルター(1483-1546年)もその修道会所属だった。この教皇は老朽化したコンスタンティヌス創建のサン・ピエトロ大聖堂の改築(1506年着工)でも著名だが、ドイツにおける贖宥状販売の特殊事情については、ウィキペディアの「マルティン・ルター」と「レオ10世による贖宥状」の項目に詳しい。

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広島県立3高校、新入生20名切る

 中国新聞デジタル版2025/5/9発信:

 広島県には一学年一学級の公立高校は14あるのだそうだが、今春の新入生が再編・統廃合の基準一学年20名ないし全校生徒60名を下回った3校が出た。以前このブログで触れたことあるが(2024/5/10:「人口減がこういう形で」)、今回は県北2校以外に瀬戸内海に面した1校の名前が出てきた。前回と重複するのは向原高校だけであるが、となると背後で危うい高校が数校はあるということか。

 向原高校勤務が長かった 私の友人がいるのだが、さぞや無念だろうと思う。

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毎日新聞情報:カトリック教会性加害問題

 2025/5/7発信:「コンクラーベで「聖職者による性加害の議論を」ある女性信者の願い」(https://mainichi.jp/articles/20250504/k00/00m/030/175000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailyu&utm_content=20250507)。

 今回の加害神父はドイツ神言会神父で、すでに帰国させられているとのこと。日本の新枢機卿にとってなんとも幸先の悪いことである。

 ただ、コンクラーベは議論の場ではなく、教皇選出の場なので、タイトル的に若干場違いな願いのように思える。そういった問題に積極的な人物の選出を求めている、という意味なのだろうが。

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今日日の無洗米は…まずい

 私は20年以上前から南魚沼の農薬80%減を月5kg予約していて食している。ちょっと割高であるがそれなりに美味しいので満足していた。ささやかな贅沢である。その5kgで老夫婦2人分はまずまず1か月もっていた(妻は私の3分の1くらいしか食さない)。孫が来たりして足りないときには電話すれば追加も送ってくれていた。

 それが今般の米不足で、おり悪しく妻が孫の弁当を作らないと行けないとかで、通常以上のスペースで米が消費され足らなくなった。それで販売元のHPを調べたが在庫はないとのこと。それでしょうがなく近くのスーパーで千葉産の2kgを2回持ち帰って食してみたのだが、…パサパサしてまずい、のである。

 無洗米にはそれなりの炊き方があると書いてあったので、十分水分を吸収させていたのだが(実は私は水にも多少凝っていて霧島の「のむシリカ」を事前の浸水と本番の炊飯で使用している)、それでもパサパサなのである。理由は素人の私にはわからないが、たぶん古米とか古古米をかなり混ぜているのかもしれない。

 これから日本の米がどうなるのかわからないが、今回の騒ぎで二極分解を私は実感したようだ。

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