遅報ですが:ポンペイで新たな落書き発見

 送られてきたArtnews Japanを眺めていて、発見。2026/1/20情報:画像解析技術でポンペイの「未記録の落書き」79点を新発見──愛の告白や戦闘シーンも:https://artnewsjapan.com/article/60424

 今回のキモは、従来読み取れなかった落書きを画像解析技術で見つけた、という点にある。元情報は以下:https://pompeiisites.org/wp-content/uploads/E-Journal_1_2026_Bruits-de-couloir-Shedding-New-Light-on-Ancient-Graffiti.pdf 

 今回の調査視点は、円形劇場とスタビア門をつなげている音楽堂裏の27mの路地の漆喰壁で、これまでも落書きの山だった場所である。今回研究者らは、反射率変換イメージング(RTI)と呼ばれる計算写真法を用いて壁面を調査した。RTIは、複数の角度から照明を当てて対象物を撮影する手法で、数世紀にわたる風化によって肉眼では見えなくなった微細な傷や刻みを可視化できる。調査の結果、壁からは約300の碑文や図像が確認され、そのうち79点はこれまで記録されていなかった新発見だった。

 私もこの場所の落書きで、ナバティア関係のものに関心を持っていていつか纏めたいと思ってきたのだが、さてその時間が許されているのやら。

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