オスティア遺跡関連メモ:忘れへんうちに

 別件をググっていたらたまたまみつけたので、とりあえずメモしておく。

 ブログ投稿者:ほしがらす(自称「山姥」) 2006年から記事アップ。ご主人が山男だったので山に登るようになったと書いておられるが、コマ目に写真記録をアップされていて、私などワンゲルの行動中に写真を撮る余裕などなかったので、感心してしまう。

 その彼女が「忘れへんうちに 旅編」の2022/3/22から4/12にかけて四回に分けてオスティア訪問記が書かれている(https://hulule-hulule-voyage.blogspot.com/2022/03/blog-post.html)。なぜか出版年間違っているが、前年出版の堀賀貴氏の近著を参考文献に掲載しているのはさすがというか。

 それと、これは私の個人的好みなのだが、出色のガイドブック、ガリマール社が原本の『 ローマ―イタリア (〈旅する21世紀〉ブック望遠郷』同朋舎、1995年、を利用しているのにも好感が。この本、私もたいへんお世話になった(もう一つ挙げるとしたら、『イタリア旅行協会Touring Club Italiano 公式ガイド』全5巻、NTT出版、1995-97年、が情報量としては断トツ:両者ともあれから30年近く経つので、ホテルの料金など改訂新版が出てほしいところだが、バブル期末期のあの時代だからこその出版だったと思われるので、もう無理だろうなあ)。

 彼女の訪問記は、国外に限ってもキルギス、ウズベキスタン、ギリシア、東トルコ、イスタンブール、ポンペイ、ローマなどなどと多彩である。私はこれまでも時々見かけていて、並の観光旅行者ではないなと感心していたのだが(そのころはよもや女性とは思っていなかった)、今回はイラン関係でシャープール1世関係を検索していてたまたま引っかかった。それは2017/3からアップされている。キルギスやウズベキスタンを含め、このあたりの重厚さから彼女の興味の中心かと勝手に推測。

 

 

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