月: 2026年1月

マルクス・アウレリウス円柱洗浄中

https://www.cnn.co.jp/fringe/35242200.html

左が従前            右が洗浄中

 ローマ中心部のコロンナ広場で、1562年に建てられたイタリア首相官邸の「キージ宮殿」の正面にそびえるカッラーラ産大理石製「マルクス・アウレリウスの記念柱」が230万ドル(約3億5800万円)を投じたレーザー修復によって鮮明さを取り戻しつつある。この円柱は、五賢帝最後のマルクス・アウレリウスが親征したマルコマンニ戦争の一部始終を、絵巻物のようにらせん状の浮き彫りにした記念柱。皇帝の死後、180年から193年の間に建てられ、高さ約30メートルで(本来の全高は土台部分を含めて41.95メートル)、基部から頂上まで23周しており、兵士や捕虜、神々、動物など2000以上の像が彫られ、連続した物語を形づくっている。往年のてっぺんには皇帝マルクス・アウレリウス像が立っていたが、いつの間にか失われて、教皇シクトゥス5世によって1588年10月27日に聖パウロ像が設置されて現在に至る(ちなみに、トラヤヌス広場のトラヤヌス円柱上には現在聖ペトロ像が立つ)。

 それを現在、16層に及ぶ足場で囲み、昨年春から18人の修復士が、最新技術である短パルスレーザーと化学処理を施したラップで、何世紀にもわたって付着した汚れを取り除いている。レーザーによる修復は、2026年初めに完了する予定。

 私は、キリスト教的に注目されている故事「雨の奇跡」に注目して何度も下から写真に撮ったものである。だが、肉眼ではもちろん、一眼レフで望遠使っても、上の方は判然としない。太陽光線の具合で撮影時間を考慮に入れなければならず、そう簡単ではなかった。本当は足場に上がって正面から撮りたいものだといつも思っていた(最近は、ドローンでなんとかならないかと妄想したこともある)。

 炎天下でクァディ族に包囲されたローマ軍が飢えと渇きに苦しんでいたとき、突然の雷雨で救われたという“雨の奇跡”。広げた両腕から水を滴らせる雨の神の描き方が異様ではある。この事績は異教側からすると、雨を降らせたのは従軍していたエジプトの魔術師のおかげとなるが、キリスト教側はキリスト教徒の兵士の祈りのおかげと主張。同一事象を異なる立場でそれぞれプロパガンダしていて、そこにこれまで劣勢のキリスト教が一枚加わっていて、注目されるわけである。

汚れが付着している写真

以下は、もともとは極彩色だったトラヤヌス円柱の復元の一案。マルクス・アウレリウス円柱も同様だった。

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新年早々物騒な話ですが:そして世界は「産業革命以前」に戻る

 1月2日の朝起きて読んだ核戦争が2045年までに起きる確率は63% 話題の書が示す「人類の破滅」」:https://courrier.jp/news/archives/427681/?utm_source=daily+item+paid+announce&utm_medium=email&utm_content=editors-choice-427681&utm_campaign=2026-01-02-17114&courrier_mail_session_id=17114

 ちょっとした誤解で核戦争のボタンが押される可能性を指摘していて、刺激的。どっかの大統領なんかやらかしそうな話である。そして地球全体を「核の冬」が襲い、それで我らはあっけなく死滅しちゃうわけだ。

 私の想像だと、先進文明国であればあるほど、社会崩壊は加速度的で、さしずめ動力源の大部分を電気に頼っている我らに未来はない。たとえ自給自足経済の原始的生活で暮らしている人たちにしても、備蓄食料が絶えたあと太陽がささない時期が数年は続くので、延命は至難の技で、まず無理。だから「産業革命以前」どころの話ではないはずなのだが。

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謹賀新年

 今年は暮れのクリスマスと正月合体の賀状を作製しました。

 それをメール賀状を送って下さった方や、紙賀状にメルアド書いてくださっている方々には返信してます。

 紙での賀状は数年前にやめてますので、ご理解ください。

メルアド書いてくださいと何度返礼賀状に書いてもやってくれない人がいる。今年も数名。老いぼれを覚えてくれているのは嬉しいのだが、紙の返礼賀状は出さないことに決めたのでもう出さないのだ。

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