「バチカン(ローマ教皇庁)の福音宣教省が管轄するフィデス通信が発表した最新の統計(英語)によると、この四半世紀に626人に上るカトリックの宣教師や牧会従事者が殉教した。地域別では、アフリカと南北米大陸が多く、依然として最も危険な地域となっている。
統計によると、2025年は1年間で17人が殺害された。内訳は、司祭10人、神学生2人、カテキスタ(要理教師)2人、修道女2人、信徒1人だった。」
このような情報を耳にすると、マスコミを賑わしたり、あるいはカトリック教会内で殉教者を讃える声もそうないわけで、そこから初代キリスト教世界での「殉教者伝」情報の特殊性・限定性を考えざるを得ない。死亡者と関わりのある地域や組織は別として、いかなるフィルターで彼らは記録に残っていき、彼らの背後でどれほど忘れ去られた人々がいたのであろうか、と。

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