偶然見つけた4回のインターネット情報:2025/6/26「安野貴博・インタビュー」(https://shueisha.online/articles/-/254272)を読んでみた。
以前書いたことあると記憶しているが、彼はサブ、ないしアドヴァイザーとしての役割が妥当、と私は思っている。彼はテクニシャンであってそれ以上ではないからだ。しかし政治屋でないという、この斬新さこそ彼の持ち味で、このインタビュー読んでますますそう確信したわけであるが、それにしても、国会では云々の、国政の中心でデジタルテクノロジーがやたら遅れているという内部情報の吐露は面白かった。せいぜいその改善への貢献を彼には期待しておきたい。しかし、利益をあげなければ倒産してしまう民間企業と異なり、国民から際限なく収奪する特権をなぜか保有して平然と居直っている体制国家の改善など期待すべくもない、まあおのずと限界はあって過度に期待できないと思いつつ、節税のため微力を尽くして頑張ってもらうことに異存はない。
たとえ革命起こしたとしても、早晩権力は腐敗するのが陳腐な定番だからである。その事例は歴史を顧みればそこら中にころがっているわけで、じゃあといって諦めてしまうのではなく、時には伝家の宝刀をちらつかせて、モグラ叩きで絶えずチェックを入れるしかないわけだ。しかし、そのようなチェック機能が今現在正常に働いているように思えない現実もあって、物事はそう簡単ではない。全世界的に一種の混乱期に入っている気配を感じざるを得ないが、そうなると人類は懲りずにまた殺し合うのだから始末が悪い。

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