毎日新聞 2025/9/29:https://mainichi.jp/articles/20250927/k00/00m/030/131000c?utm_source=article&utm_medium=email&utm_campaign=mailasa&utm_content=20250928
「中国が「北極海航路」で欧州向けコンテナ輸送開始 地政学リスク回避」

既存のスエズ運河経由より半分以下の日数でヨーロッパに到達できるので、地球温暖化を視野に入れると、絶滅危惧種のシロクマ君には申し訳ないが、将来性ある航路開拓かもしれない。これは一人中国のみならず日本もアメリカも試すに値する航路のように、私には思える。というより以前から注目されていたらしい(https://ene-fro.com/article/ef206_a1/)。しかし、インド洋での海賊の代わりに、中国にとってはそうでないにしても、ロシアの脅威の影響が大なのが、友好国でない諸国には問題となるだろう。だから、アメリカ寄りでの航路も当然視野に入ってくるわけだ。
トランプのグリーンランド自国化案も案外この視点からの対抗的構想なのかもしれないな。だが米欧間には両者をまたぐ大西洋があるので、迫力としてはかなり劣るが。

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