ウクライナ報道、その後

 こういった問題を善悪で論じることがすでにプロパガンダに乗っていることを知らなければならない。

 本来、両論併記であるべきものを、一方に肩入れして論じるのは少なくとも知識人の立ち振る舞いとしてはおかしいはずなのだが。

〇 8/18 田中宇「国際人権団体が批判、ウクライナの“自作自演”と腐敗が招く核惨事」(https://www.mag2.com/p/news/548962)

  8/17 田中宇「悪いのは米国とウクライナ政府」(https://tanakanews.com/220817ukrain.htm)

〇 8/24 岩佐淳二「「見つかったら殺される」脅された家族 ロシア占拠の原発一帯は今」(https://mainichi.jp/articles/20220823/k00/00m/030/023000c?cx_fm=mailhiru&cx_ml=article&cx_mdate=20220824)

  8/24 金寿英「「戦闘の年内収束、考えづらい」ウクライナ侵攻半年、小泉悠さんの見方」(https://mainichi.jp/articles/20220823/k00/00m/030/016000c?cx_fm=mailasa&cx_ml=article&cx_mdate=20220824)

  8/19 西村金一「ついに見えてきたロシアのウクライナ侵略失敗、本当の理由:非正規戦への過信で当初作戦に失敗、正規戦との連携が不発に」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71439)

  8/26 西村金一「攻勢に出る戦力がなくなったロシア軍、11月までに火砲を使い尽くす?:各種兵器の損耗率から見えてきたロシア軍の実態と戦況分析」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71526)

 8/25深夜0時から1時間、NHK Eテレ1東京で「島の戦争:なぜ住民は殺されたのか」を見た。これは、8/20放映の再放送。久米島に駐留していた日本軍の鹿山隊30名によって、昭和20年6-8月にかけて子供幼児を含む久米島島民20名がスパイ容疑で殺害された事例を取り扱っている。同じ日本人同士とはいえ、沖縄人や朝鮮人に対する差別意識や疑心暗鬼から、住民同士での密告すら生じ出しての悲劇となる。

 ウクライナ人やウクライナ東部のロシア人住民の悲劇は、身近な我が国でもあったのだし、戦争が起こればこれからもまた必ず生じるに違いない。

 【追記】そろそろ8月も終わる。ウクライナは続くが、日本の敗戦番組は一段落する。「2022年 夏のおもな特集番組」(https://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/2022/07/005.pdf)

 日テレ深層ニュースでの小泉発言を聞いていて、読み間違っていると思った。彼は最近のゼレンスキー大統領のクリミア奪還宣言を、戦局が有利になったのでと平面的にしかとらえていないようだが、あれは厭戦気分が生じだしている米欧側を叱咤し、一層の武器貸与を求めるための発言のはずだ。すでに国家的には破綻し自力では勝利できない状況で、米欧の援助なしには敗北は必至なのだから。ところが米欧の思惑はウクライナとは異なっているので、ずるずる膠着戦に移行していくしかないわけで。別のニュースでも日本でのウクライナ援助の募金もすでに途絶え出し、NPO運営も困難になっている由。

【追記2】2022/9/7:「ウクライナはかつての敵にあらず、ロシアの大誤算は電子戦:安易な侵略許した2014年クリミア戦の猛省から大変貌遂げる」(https://www.koji007.tokyo/wp-admin/post.php?post=27366&action=edit)

 私のような素人でも、第2次世界大戦で有効だった戦車戦への対抗手段がすでに開発されていて、無効化されていること、サイバー戦が現在の戦闘の帰趨を制していること、は理解できる。技術の進歩が即刻金の糸目をつけずに投入されるのが軍事である。

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