広島の季節の味、小イワシの刺身

 帰省のたびに食べたいと思っているのだが、メニューに書いてあっても「ありません」、はては「今禁漁の時期でして」と言われ続けてきて、はて、大昔小イワシに禁漁の時期なんかあったっけ、と。全部母任せだったし、大昔は草津からおばちゃんが箱車を押して行商でやって来て、竹べらをU字にしてその場でしごうして(さばいて)くれてたよね。だけどそれは本当に大昔のこと、僕が10台のころまでだったっけ。最近はもっぱらスーパーで買う。

 確かちょっと前だと、産地を見たら三重だとか富山とか書かれていたので、海流が北上して広島では取れなくなったのかと思っていたのだが。ところで小イワシはいわゆるカタクチイワシのことで、足が早いので普通は煮干しにしちゃうのだけど、なぜか広島では刺身なのである(天ぷらもあるが)。栄養豊富でよそより大きくなるのだそうだ。

 で、6月10日が漁解禁日とかで(https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/174677)、わたしゃ前回の帰省が6/9までだったので、意図せず食いっぱぐれたのだが、さて今回はと勇んでさっそく近所のスーパーに行ってみたら・・・、山ほどあった!

 ただし、どっさりと見えたのは未加工のもので、こっちは100gあたり98円とお手軽な値段なんだけど、刺身用に3枚にしごうして(おろして)あるほうは、なぜか正味量は不記載で(どうみても100gかな)価格は税込みで430円と・・・。かなり手間賃とられている感じがしてしまうが、しょうがない。1パック買って、あとは鯛のあら炊きも1パック買って帰る。これが今晩のおかず、というより酒の肴。

 昔だと青臭さがちょっと残っていて、それが季節の味だったような気がするのだが。ま、昔を思い出して、遠い記憶を食しているようなものだが、とにかく今年も無事食べることできた(次回帰省予定は9月下旬なのでもう終わってるはず)。さて来年はあるのだろうか。

 みなさん安いの買って自分でさばくのだろうか。かなり油がつくので、よほどのお年寄りでないとしないような気がする。ひょっとして翌日には「小イワシの天ぷら」に変身して総菜売り場に再登場するのかな。

 上記を書いた後、今年の3/10にもこれに触れていたことを思い出した。そこでの写真は10年前のものだが、地場ものは380円だったようなので、まあそう値上がりしたわけではないようだ(とはいえ量は少なくなっているような)。

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