そろそろ、いよいよかな:痴呆への一里塚(42)

 この正月明けに、私としては普段扱わない大金を送金しなければならないことがあった。それを最初パソコン経由のダイレクトでやろうとしたら5万円以上は面倒くさそうだったので、窓口ですることにした。となると通帳とかカードがいる。それを探したのだが見つからない。どこにあるのか忘れていることに気付いた。

 当方現在73年と5か月。間に休憩を含め、半日探して結局は見つけることができたのだが(そのため振込は翌日になってしまった)、とても疲れた。どこに入れたのか、それはたぶん「あれ」だったはず、でも、その「あれ」をどこに置いたのか、それが思い出せなかったわけ。見事な空白である。その事実に直面したのが疲れの大部分だったはず。

 そのあと、ウェブでのフィッシング騒ぎもあったりで、自分の認識能力を信じることがそろそろできないかも、と考え出さざるをえなくなっている。身近な例をあげるなら、さっきコンビニで他大学から入手したコピーの文字が小さいので拡大コピーしたのだが、元が裏表のB5でそれをA4に拡大するところを、なぜかB4やA3でやって失敗したりで、散々だった。昔はこんな無駄は出さなかったのだが、と言っておこう。

 考えてみると、50歳台あたりからこれまで幾度か認知能力の著しい衰えの節目があった。やたら勘違いしたり、ささいなことを思い出せなくなったり、記憶できなくなったり。まあはなから記憶力いい頭ではないという自己認識はあったが、それが予想を越えて働かなくなるのだ。だが、そういう谷間を通り過ぎると、数年間なんとなく元に戻った感じの時期が流れていく。はたして、今回もそういう谷間なのだろか。それとも・・・

γνῶθι・ σαυτόν(汝自身を知れ):アッピア街道Villa Quintilii付近の墓地出土、ローマ国立考古学(テルメ)博物館所蔵

【いよいよみたい】2021/2/27:昨日、ファイル・ボックスをひっくり返して、断続的に一日費やして必要な文獻を探したが、見つからない・・・。目はしょぼついて薄くなるし、左下奥歯がぐらぐらしだし、右上奥歯もしくしくしだし・・・、鍋をかけているのを忘れて煮こぼれさせるし・・・、フロに入れば耳裏のねっとり感がいや増したような・・・、耳垢もやたら多くなった感じするし・・・。このところ唾液が激減している実感が・・・。書き記すことできる間に書きおく。

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