月別: 2020年11月

ビデオ会議の極意:飛耳長目(66)

 さきほどNHKでの「ガッテン」で、ビデオ会議にありがちな会話が盛り上がらない不振改善のポイントが、アイコンタクトしにくいことだとして、一人「頷き担当」を作ることで(その役目は、発言者の話をちゃんと聞いて、意識的に頷く)、改善できるという内容をやっていた。https://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20201111/index.html

 これは色々応用が効くと思う。

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自学ノートの梅田明日佳君:遅報(54)

 テレワークでのラテン語読書会を終えて,テレビをつけたら、BS1スペシャル「ボクの自学ノート:7年間の小さな大冒険」の再放送をやっていて、どうしようもなく途中から見てしまった。NHKオンディマンドで見ることができるので、翌日そっちでぜんぶ見た。初放送は2019/5。49分。https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009051118_00000;https://note.com/setata/n/n0c3f66fe5a60

 以前、宮内和也君のことを書いたが、言いたいことは同じである。日本の教育での問題点、個を伸ばす、特異能力の持ち主を育てる風土がない、ということ。彼は本も出しているが、我が図書館には当然のようにないので(教育学科はあるのだが)、注文した。ま、無駄だと思うが、孫のためにさり気なく置いておこうという算段。最後にお母さんが引用していた、福岡伸一『ルリボシカミキリの青』文芸春秋、2010、はさすがにあった。

 今、彼は高校三年生。ゆっくり、大きく育ってほしい。

【追伸】あの撮影の裏話をみつけたので、そっとご紹介しておく。それだけの段取を踏んで、狙い通りに綺麗に撮って、視聴者を感激させるわけである。https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00155/00005/

スタッフ3人で、4、5台のカメラで、照明を工夫して・・・:自然体で撮るって大変そう
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狩猟者の女性、戦士の女性:飛耳長目(65)

 狩猟採取時代の、男女の役割分担を考え直す、そういう研究が公表された。「9000年前に女性ハンター、「男は狩り、女は採集」覆す発見(

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/110600646/?n_cid=nbpnng_mled_html&xadid=10005

 実際には色んな人間がいたし、今もいるので、単純な男女という区別はもう古い、というわけ。この現状認識が、原始時代の発掘資料の見直しに適応されるとどうなるか。2018年の発見。場所はペルー。決め手は副葬品に矢尻とか石器が含まれていた人骨を子細に調査したところ、女性の骨だったというわけだ。これまでの常識・思い込みが崩れた瞬間だった。

 同様な研究がもっと以前にバイキングでもあった。「有名なバイキング戦士、実は女性だった:武器と馬を副葬した理想的な墓、遺骨のDNAを解析」(https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/c/091400054/)。記事は2017/9/15掲載。1889年発掘のビルカ遺跡(スウェーデン)出土の、これまで男性と思われていた人骨をDNA検査したところ、明らかに女性だった、のだ。こっちは叙事詩なんかの文書史料も伝えられていたのだが、それが発掘で実証されたわけ。

左区画には馬二頭が副葬されていた
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世界キリスト教情報第1555信:2020/11/9

= 目 次 =
▼ウィーン中心部のシナゴーグ付近で銃撃、2人死亡
▼オーストリア政府、銃撃テロ実行犯のモスクと協会閉鎖
▼オーストリアがロックダウン再導入、教会の礼拝は可能
▼世界福音同盟次期総主事にドイツ人神学者トーマス・シルマッハー氏
▼「Y.M.C.A.」作詞者がトランプ氏に「選挙で曲使うな」と訴え
▼イスラエル首相、バイデン氏当選確実に祝意遅く
▼カステックス仏首相、教会襲撃の追悼式で「敵はイスラム過激派」と訴え
▼「ラ・チビルタ・カットリカ」誌、日本語版誕生へ、
 今回はちょっと長いが、私の個人的興味で最後のものを紹介した。角川の援助あってのことらしいが、韓国版の後塵を拝しているもの信者数からするとしょうがない。というか、むしろ日本語版が出るのが奇妙といえば奇妙だが,ま、総長の置き土産というべきか。

◎「ラ・チビルタ・カットリカ」誌、日本語版誕生へ
【CJC】カトリック修道会イエズス会発行の総合誌『ラ・チビルタ・カットリカ』の日本語版が2021年4月から隔月で発行されることになった。同誌のオリジナル版であるイタリア語版サイトが明らかにした。創刊0号(抄訳版)が最近発行された。
 同誌は、教皇ピオ9世の在位下、1850年に創刊された。
 日本語版の発行は、今年4月20日に発行された中国語版と共に、「ラ・チビルタ・カットリカ」創刊170年を記念するもの。
 バチカンと日本の交流の歴史に光を当て、その調査研究を通し、両国のさらなる友好に寄与することを目的にした、角川文化振興財団の「バチカンと日本100年プロジェクト」の一環として計画された。
 同プロジェクトは、この計画について、「バチカンの思想、政策を理解する道しるべとして、全世界のカトリック教徒から注目されている「ラ・チビルタ・カットリカ」の日本語版発行は、バチカンと日本の関係をより強固にする」ものと、公式サイトの中で述べている。
 同誌は、イタリア語版に並び、英語版、フランス語版、韓国語版、中国語版がある。スペイン語版の再刊も予定されている。
 「ラ・チビルタ・カットリカ」の現編集長、イエズス会士のアントニオ・スパダーロ神父は、このたびの日本版誕生に寄せたビデオメッセージで、同誌の文化的見解は、常にバチカンの考えと一致するものであり、この教皇やバチカンとの特別な絆は、教皇フランシスコも述べているとおり、同誌の「本質的な特徴」である、と強調している。
 また、スパダーロ編集長は、教皇フランシスコがかつて同誌に宛てたメッセージで、「紙面から対話し合う周縁の声が湧き上がってくる」と記したことを紹介。この「周縁と周縁の対話」こそ、「ラ・チビルタ・カットリカ」の意義を伝えるイメージである、と説明した。
 「日本は常にイエズス会の心の中にあった」とスパダーロ編集長は語り、その意味で、今回の創刊は、日本語において、日本の文化と世界の他国の見解の互いの紹介を通した交流という、一つの夢を実現することになる、と話した。
 さらに、同神父は、「ラ・チビルタ・カットリカ」日本語版の構想が、2019年11月の教皇フランシスコの訪日の中で生まれたことを明かした。
 「著者と読者の間には、思考と友好関係に近い感情のコミュニケーションが行き交う」という、1851年に同誌に記された言葉を引用しながら、スパダーロ編集長は、同誌から文化の懸け橋となる友好関係が生まれることを願った。□
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大宅壮一:遅報(53)

 ひょんなことで大宅壮一「サンデー時評」をチラ読みしている。立派な全集の第8,9巻が1200円(別途送料520円)だったので、我が図書館には当然あるのだが、悪いクセが出て購入してしまった。例の山田風太郎でチェックしてみたら、今の私には読み捨てならぬ一文が出てきた。至極健康体だった彼は63歳ごろから異常に太りだし、1.68㎝の身長で体重が90キロを超え、書庫の階段も一段登るごとに、呼吸を整えなければならないザマとなった。医者にコンニャクを勧められ、以来主食をコンニャクとし、それで体重はへったが栄養失調をきたした由。私は寒天を副食にしているので体重は減らず、ひたすら眠気に襲われている。

 ちなみに彼が「時評」を書いたのは、晩年の1965/10/17から1970/11/01の、丸5年間であった。それは私の学生時代に重なっている。おかげで読んでいて思い出すことも多い。逆にいうと忘れ果てていることばかりだ。

生没年:1900-1970年

 彼の最晩年のことを草柳大蔵が書いているらしい。それを探してググっていたら、そっちは見つからず(御存じ寄りの方からの情報を求める)、偶然以下の論考に至った。昔同じ学部でご一緒していたけどお付き合いはなかったが、謹んで拝読したが、軽妙で面白かった。そういえば芸達者の一面をお持ちだった風評はなんとなく聞いた記憶があった。上田康夫教授最終講義「エディターシップによる「知」の創生」第38号(2008年):https://dept.sophia.ac.jp/human/journalism/Communications/CR-no38-ueda.pdf

 閑話休題。ところで、ググっていたら以下を見つけた(「大宅壮一ができ上るまで:マスコミ生活50年の記」『文藝春秋』1965年2月号)。大笑いしながら読んだ。豪傑である。その彼が賀川豊彦から若気の至りで(女性めあてだったとお書きになっている)、キリスト教の洗礼を受けていたことは初耳だった。もちろんさっさと離脱したらしいが。https://bunshun.jp/articles/-/7063

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長谷川和夫氏のこと:痴呆への一里塚(38)

 往年の二枚目スターは長谷川一夫だが、彼のことではない。昨晩、「認知症の第一人者が認知症になった」(2020/1 NHKスペシャル)を再放送で見た。以下に詳しい内容が出ている。https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20200121/index.html

 私が見ていて一番なるほどと思ったのは、最後の「自らが提唱したデイサービスで感じた孤独」である。たしかに家族の負担を軽減する意味はあるが、デイサービスの現場では彼の尊厳は認められない、その違和感・寂しさが表情からもうかがわれた。密着取材からほぼ一年、どうなさっているのだろうか。

 密着取材には登場されなかった彼の息子さんの談話もみつけた。明るい語り口に救われる気がする。https://nakamaaru.asahi.com/article/13736317;https://nakamaaru.asahi.com/article/13736264

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世界キリスト教情報第1554信:2020/11/2

= 目 次 =
▼教皇一般謁見は再びバチカン宮殿からビデオ中継で
▼仏ニースで教会襲撃、3人死亡し首切断も
▼教皇、ニースの教会襲撃犠牲者を悼むメッセージ
▼仏リヨンの教会前で発砲=司祭が重傷、容疑者逮捕
▼トルコ西部エーゲ海岸でマグニチュード6・6の地震
▼長老派とされていたトランプ大統領、現在は無教派
▼米旅券の出生地「イスラエルのエルサレム」記載も、福音派を意識か
▼米上院、保守派バレット氏を最高裁判事に承認
▼≪メディア展望≫

 時節柄、トランプ話題を。
◎長老派とされていたトランプ大統領、現在は無教派  
【CJC】ドナルド・トランプ米大統領は、書面による声明の中で、自分はも はや長老派ではなく、今では「無教派のキリスト者と自分を見なしている」と 述べた。宗教専門RNS通信が伝えている。  
 「私は子どもの頃に長老派の教会で信仰告白をしたが、今では自分を無教派の キリスト教徒だと考えている」と、長老派であることを繰り返し表明してきた トランプ氏が、RNS通信への回答書面で述べたもの。
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