世界キリスト教情報第1549信:2020/9/28

= 目 次 =
▼バチカンと中国が司教任命権で暫定合意期限延長へ、ロイター通信報道
▼あらゆる形の自殺ほう助に反対、とバチカン教理省書簡
▼安楽死正当化出来ない、とバチカン改めて強調
▼ベッチウ枢機卿が列聖省長官職辞任、ロンドンの高級物件購入で調査対象に
▼中秋節前後2週間は韓国大規模行事禁止、礼拝も原則オンラインで
▼黒人女性射殺めぐる米デモ隊、教会に一時避難
▼第3回キルヘンタークはパンデミック対策講じて開催
▼スペイン最古のシェークスピア本が西部サラマンカの神学校で発見

 今日は、バチカンの不祥事を。

◎ベッチウ枢機卿が列聖省長官職辞任、ロンドンの高級物件購入で調査対象に

【CJC】バチカンは9月25日、列聖省長官を務めるジョヴァンニ・アンジェロ・ベッチウ枢機卿が願い出た列聖省長官職からの辞任、および枢機卿として権利の放棄を教皇フランシスコが認めたと発表した。詳細は述べられていない。英国の公共放送BBCが報じた。
 ベッチウ枢機卿は、教会の資金を使い、オフショア資金や企業を通じて投資目的でロンドンの高級繁華街スローン・アヴェニューの物件を購入した件に関わっていた。この購入案件は、現在バチカン内で財務調査の対象となっている。
 ベッチウ枢機卿は2011年から6年間、バチカンの国務省総務局局長を務めていた。局長時代は教皇フランシスコと毎日顔を合わせており、最も信頼された側近の1人。その後、2018年に枢機卿に選ばれ、列聖省長官に任命された。
 問題となっている不動産の購入は、この総務局時代に行われた。昨年に国務省に捜査が入り、職員5人が辞職に追い込まれた。バチカン警察は、書類やコンピュータを押収した。
 ベッチウ枢機卿は今年2月、物件購入について「建物への投資だった。良いチャンスに恵まれた。我々をうらやむ人が大勢いる」と述べ、擁護していた。
 ベッチウ枢機卿は今後、「枢機卿」の地位は保持するものの、次回の教皇選挙(コンクラーヴェ)では投票権を持たないという。
 バチカンでは2013年にも、キース・オブライエン枢機卿が性的スキャンダルの渦中で辞任し、コンクラーヴェの投票権を放棄している。
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