これこそプロだ! が、それにしても:痴呆への一里塚(29)

 今、4月初めに他大学の図書館に依頼してようやく届いた英文文献を読んでいる。これは論文集の一部なのだが、私が調べたときには、論文本体の頁数(pp.319-353)しか掲載されていなかった。普通ならそれで問題ないのだが、その論文集の方針だろう、巻末に註記(とおそらく参考文献も)がまとめて掲載されていたようで、と言うことは、普通だったら註記抜きでコピーが届けられても仕方ないはずのところ、ちゃんとそれもついていることに気付いた(ちなみに、p.398-9)。さて私がそれを指定していたわけはなく、さてはと思い、依頼先の元の職場の大学図書館リファレンスの担当者に事情を尋ねてみると、「該当文献の書誌事項を、確認のため検索している段階で、p.319-353, 398-399という記述もありました。また、図書の形態の著作集の場合、noteが別記になっているものがありますので、念のため、補記させていただきました」とお返事があった。コピー依頼する前に念のため(実際には私を筆頭に教員の杜撰なデーター表記とかも多いはず)ヒト手間をかけておられたわけである。深く感謝するしかない。

 以前にも、コピーを依頼した京都大学図書館から当方のコピー指定箇所の「註記に「参照、図版○○」とあるが、そちらのコピーはどうしましょうか」と、細やかな配慮で問い聞きあって心底感心したものであるが、来たものを見てみると私としてはそちらのほうが本命の原画像(しかもカラー)であった(それが、本ブログの2020/2/27掲載のもの)。研究者にとって二度手間なしで実にありがたい目配りであった。これはイタリア語の本だったので、係員がそれをフォローできたということを意味する。表彰状を送りたい気分だ。

 これまでも私の学外コピー申請で「それだったら本学のelectronic resourceでコピーできます」とご指摘いただいたりして、恐縮したことも数知れず。自宅からOPAC検索しているのだが、検索の仕方が悪いのか(ロートルなので昔覚えたレベルでしか調査しないし)、本学に所蔵なしとリアクションされ、それで反射的に他大学にコピー依頼するクセがついていて・・・。その心中はいざ知らず、嫌な顔一つしないで淡々と処理していただいて、もう感謝感激するしかありません・・・といってばかりでなく、この耄碌じじい、そろそろ退け時ではと自問せざるをえない、昨今の私なのである。

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