拍手するよりカネをくれ!

 世界中で、医療従事者や消防士たちの奮闘に対して拍手する動きが出ていて、美談となっている。しかし表だってマスコミが触れないテーマが、彼らの低賃金である。どうもマスコミとは、そういう差別から結果的に目をそらしているようだ。ま、書けば賃金差別、職業差別、人種差別なんかに触れざるを得ないからだろう。イギリスのジョンソン首相が退院時に感謝を表明した看護師2名もニュージーランドとポルトガル出身の移住者だった(https://www.bbc.com/japanese/52266017)。彼の場合たまたま白人看護師だったのだろうか。それにしても「純ナマ」のイギリス人看護師はどこにいるのだろうか。また医療現場には多くの非熟練者が必要なことも忘れてはならない。

 首相が単純労働者で英語のできない移民の排斥論者だったことを忘れてしまっていいのだろうか(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53584040Z11C19A2FF1000/)。彼の目には、最も感染の恐れの高い汚物処理に従事している移民労働者の姿は入っていたのだろうか。そんな従業員のいない、社会的成功者のみが享受できる病院だったのだろうか。誰も教えてくれないので、私は何も知らない。

 私が知っているのは、死んだ母がお世話になっていた施設で、朝のおしめ交換に従事している人が、ほんと短期間で替わっていったことだ。一度だけ若い男性(もちろん日本人)だったことがあるが、1週間後にはもう姿を見なかった。

 日本人は民度が高いらしいから杞憂だと思うが、誤読する人がいるかもなので、書いておく。私は医療従事者たちに拍手するのが偽善だからやめろ、と言っているのではない。拍手で終わっていいわけないでしょ、と言っているのである。それは今でも年金生活者には高額に思える「介護保険料」のさらなる負担につながるだろう(先日、区から届いた本年度の私の所得段階は「8」だった)。懐にこたえるが仕方ない、と思っている。以下も参照。https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2004/24/news024.html

1994年放映だから、もう26年前になるか
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