年金と生活保護費:痴呆への一里塚(22)

 ウェブ記事を見ていたら(「困窮し東京離れる団塊世代 料理人コウイチさんの老後」https://digital.asahi.com/articles/ASN5F51M4N5CUTIL00M.html?ref=mor_mail_topix2)、都内某区の74歳単身男性が毎月受領している生活保護費が月13万円ほどと書いてあった。都内の特養は待機者が多く、群馬県の施設でも3食付きで月15万かかる由。差額2万はどうしていたのだろうと気になったが、それには言及がなかった。私の母の場合、父が死ぬまでずっと専業主婦で扶養家族だったが、それでも月13,4万くらい年金もらっていた。広島で施設に入った場合でも、なんだかんだで20万弱はかかり、それが東京だと特養は入所が無理なので、私立の施設でまあ軽く25万、とそのあたりは実体験したので見当がつく。私の母の場合は広島の賃貸収入があったので、老後後見人としては本当〜に助かった。私の年金もまったく足りそうにないから(団塊の世代の我ら1947年生まれから年金ががくんと減った:私の年金受領額は月あたりで生活保護費の5万円ほど上乗せにすぎない)、広島の家を手放す気はまったくない。しかし築40年物だからあと10年持つかどうかだろうが。ま、私の生存期間には十分か。

 それはさておき、私がその記事を読んで不意打ちだったのは、生活保護費が年金並にもらえている、というこれまで知らなかった事実だ。昨年10月の厚労省の調査だと、生活保護を受給している世帯は164万人弱で、うち高齢者世帯は90万弱、うち単身世帯は82万強で過去最多、の由。

 これが日本における高齢者の平等な受給現状なのだ、と初めて得心がいった。ありがたい制度だと思う反面、いずれにしてもとてもではないが、年金に依存しての老後など心細い現状には違いない。

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