訃報・山本博文さん:遅報(29)

 さっき、久々に郵便局に行って帰りにポストを覗くと、おや「S経新聞」が。前にはN経が入っていたことがあり、有難くこの拡販を持ち帰って読んでいて、びっくり。死後出版の記事に出会う。日本史の人なので私のウェブ情報に引っかからないから、こんなことが起こる。

 なんと一ヶ月も前の2020/3/29 に腎盂ガンで63歳にてご死去。若い。分野も違うので面識はないが(私が一方的にテレビで拝見していた)、私の側からすると、私が10年間居住していた岡山県津山市の出身で、県立津山高校から東大文三に進学されたことを、たぶん話題になった『江戸お留守居役の日記 寛永期の萩藩邸』かなんかで知り、なんとなく親近感を感じて(錚々たる箕作一族、とりわけ元八を出した幕末・明治・大正期は別にして、津山出身で史学はめずらしいので)、心情的に応援していたら、詳しくは知らないが倒錯、もとえ盗作(コラムでの無断使用)騒ぎがあったことを小耳に挟んだこともあったが、てらいもなくテレビに登場しているのを見て、たいしたことなかったんだと思っていた、まあその程度でしかない。

 なんでも一〇〇冊以上の本をお書きになっている由で、大学教員歴40年の間にどうすればそんなことできるのか不思議で、もちろん才能があったに違いないが、史料編纂所という恵まれた勤務環境のせいかもしれないと思ったり。いまさら追っつく話ではないものの、後学のため多作のコツを知りたいと思ったり。

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