田中信彦氏の中国論:飛耳長目(33)

 コロナウイルス関係をググっていてひっかかった。著者は田中信彦氏で、中国通というお話。これまでも2018年頃から「スジの日本、量の中国」と題して書いておられたよう。今般は「中国に漂い始めた”戦勝”気分:民主国家日本との対応策の差が話題に」https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00123/00006/?P=1

 中国と日本の文明論に通じるところがあって面白かったが、日本なんか真正の西欧的な民主国家と私は思っていないので、比較論としては5割引して、もっぱら中国論として読ませていただいた。以前から「中国人とイタリア人はよく似ている」と言われてきたことと通底している(だから、ローマ史研究している人は田中氏を読むべきだ、と本気で思う)。要するに、日本人の考え方は世界標準ではないことをちゃんと認識しないと、というわけだ(島国的認識でローマ史論じてどうするのっ)。

 そもそも危機管理という認識そのものが、残念ながら島国日本には本性的に欠けている観念なので、今回のような事態に直面して指導力を発揮できない政権が民主的手続きなんかを口実にして、事態の悪化を拱手傍観していると、世界的には見られてしまってもしょうがない気がする。

 それにしても、あれからもう二ヶ月とか一ヶ月が過ぎた二月末だぜ。今回の断乎とした処置で乗り切れば、あれこれ取り沙汰されてきていた習近平の威信は盤石となるだろう。それに引き替え、なあなあの日本は、いつものように後手後手で、優秀な医療関係者・医療体制を豪語していたにもかかわらず、狭い島国にこのまま蔓延していけば、坂道を転げて没落に拍車がかかり、しゃれになりませんよね。学校だけ閉鎖してどうすんだ。仕事もっている親がこまるだけだろ。口先だけ,思い付きだけの安倍政権、親の仕事のほうもすべて止めるくらいの判断力と決断力がほしいところだ。

【余談】ま、確定申告納付期限が4/16まで延期されたのは,怠け者の私としては助かった(^^ゞ。

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