あまりに、あまりにも悲惨な・・・

 昨日送られてきた「世界キリスト教情報」は、聖職者の性のオンパレードでして (^^ゞ  本当に根深い問題のようで。以前にも欧米でのこの類いの情報で溢れていた時がありました。私はこの類いは話半分と捉えることにしておりますが、それにしても多い。ちょっと前には修道女への男子聖職者のちょっかいも出てきてました。キリスト教研究はこの現実から出発すべきだと思うのですが、どなたもそうせず、臭いものには蓋をしてヴァーチャル世界で遊んでいらっしゃるようにしか思えません。これでいいのか。
 光と闇の間にみえ隠れする虚実の解明こそ、歴史学の醍醐味だと思います。
 今週の情報の中での割合を確認していただくために「目次」も載せておきます。

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(c)世界キリスト教情報  連絡先:ckoriyama@gmail.com         
(ご連絡の際は「@」を半角にしてください)
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(週刊)  2019年2月18日(月)  第1465信
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= 目 次 =  
▼「バチカン聖職者の8割は同性愛者」=仏社会学者が新著  
▼性的虐待疑惑で米マカリック名誉大司教の聖職剥奪=バチカン発表  
▼性的虐待疑いの聖職者189人公開=米ニュージャージー州5カトリック教区  
▼バチカン大使に性的暴行疑惑、フランス検察が捜査  
▼教皇、ベネズエラのマドゥロ大統領に書簡=条件付きで仲裁も  
▼ペンス米副大統領がアウシュビッツを訪問
▼台湾基督長老教会牧師・高俊明さん死去
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◎「バチカン聖職者の8割は同性愛者」=仏社会学者が新著  
 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)の聖職者層に同性愛が広がっており、このことが「あらゆる側面から教会をゆがめている」、と論じる新刊書が2月20日、欧米など各国で発売される。  
 フランス人のジャーナリストで社会学者フレデリック・マルテル氏が新著『バチカンのクローゼットで』(仮訳)のため、4年がかりで1500人への聞き取り調査を実施した。枢機卿41人、司教・モンシニョール(高位聖職者)52人、大使・使節45人も含まれる。  
 調査の結果、バチカンの聖職者の8割は同性愛者と判断した。  
 マルテル氏はAFP通信に、「バチカンのほとんどが同性愛者だという事実を取り巻いている秘密主義の文化」は、教会が過去50年間に取ってきた「道徳上の立場」の大部分を読み解くカギであるとともに、「教会をあらゆる側面からゆがめている原因」だと指摘する。「教皇フランシスコは教会の中心にうそ、二重生活、偽善があるようになってしまったと言ったが、私はどうしてそうなったのか解明しようと試みた」と説明、また、こうした教会の体質が、家族計画への反対から児童虐待まで「重大な結果を招いている」との見解を示した。  
 聖職者による性的虐待と隠ぺい問題への対応を協議するため、教皇が全世界の司教協議会会長を招集する会議が、21日から24日まで、バチカンで開かれる。  
 マルテル氏の新著は、会議直前の20日、英語など8言語版が20カ国で出版される。 ────────
◎性的虐待疑惑で米マカリック名誉大司教の聖職剥奪=バチカン発表  
 【CJC】バチカン(ローマ教皇庁)は2月16日、教皇フランシスコが、性的虐待疑惑を持たれていた米国人のセオドア・マカリック米ワシントン名誉大司教(88)の聖職を剥奪した、と発表した。AFP=時事通信が報じた。  
 マカリック氏は2018年7月、聖職者としての活動を禁止され、バチカンの枢機卿会を辞任。今年1月にバチカンの法廷で10代の未成年への性的虐待の罪により有罪とされ、2月には教皇もその判決を認めた。  
 マカリック氏は「職権を濫用し、未成年および成人と第6戒(姦淫してはならない)を破る罪」を犯したという。同氏は現在、米カンザス州に居住している。
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◎性的虐待疑いの聖職者189人公開=米ニュージャージー州5カトリック教区  
 【CJC】米ニュージャージー州内の5カトリック教区は2月13日、少年少女らに性的虐待を加えた疑いのある元聖職者のリストを一斉に公開した。  
 現地邦字紙『デイリー・サン』によると、同州内にある全5教区がそれぞれのリストを公開、合計で189人に上ったている。司祭とこれに次ぐ助祭の名前、出生年と執務に当たった教会名の他、告発の数が複数あったかどうかを一覧できる。リスト内の全員が教会執務を退いているか、既に死亡している。  
 5教区のうち最多の63人の聖職者を公開したのは、州最大の都市にあるニューアーク教区。ジョセフ・トービン枢機卿は「この開示が、人生を深く傷つけられた人を癒す一助になればと心から願う」との声明を発表。「カトリック教会の運営への信頼を取り戻す1歩になってほしい」と述べた。  
 他の4教区のリストに記載された聖職者は、カムデン教区57人。州都トレントンの教区30人、パターソン教区28人、メアチェン教区11人。  
 ガーバー・グレウォル司法長官はリスト公開を「全容解明につながる第1歩」として歓迎。刑事処分も視野に、捜査の結論を出す意向を明かした。
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◎バチカン大使に性的暴行疑惑、フランス検察が捜査  
 【CJC】フランス検察当局は2月15日、バチカン(ローマ教皇庁)の駐仏大使ルイジ・ベントゥーラ大司教(74)による性的暴行疑惑を捜査していることを明らかにした。AFP通信が報じた。  
 ベントゥーラ大司教は1月17日、パリのアンヌ・イダルゴ市長が市庁舎で外交官や宗教指導者、市民団体関係者らに対し行った新年の挨拶の場で、男性職員に対し痴漢行為に及んだ疑いが持たれている。  
 カトリック紙『ラクロワ』は15日、教会に関係する他の若い男性らもベントゥーラ大司教から体を触られたと証言したことを伝えた。  
 同大司教は、2009年から駐仏教皇大使を務め、外交特権で保護されている。

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【追伸】別件で過去のメールを探していたら、ついみつけてしまったので、転載します。2/11掲載?
[SKJ]■世界キリスト教情報■第1464信より

◎聖職者が今も修道女を「性奴隷」のように扱う可能性  
 【CJC】教皇フランシスコが2月5日、聖職者が修道女を「性奴隷」のように扱い、それが今も続いている可能性があると公に認めた。  
 修道女の性奴隷問題は、バチカン(ローマ教皇庁)の月刊誌『女性・教会・ 世界』が取り上げた。同誌のルチェッタ・スカラフィア編集長は6日、AFP 通信の取材に、「教皇だけではなく、教会が組織的に、そのような虐待が起きていることを公に認めたのはこれが初めてで、非常に重要な意味を持つ」と語った。  
 バチカンは5日、教皇は「性奴隷」という言葉を使ったが、これは「一種の権力を乱用した操り行為で、性的虐待も含まれる」という意味だったと説明している。  
 一方、教皇は、教会は「聖職者数人を停職にしており」、バチカンはこの問題について「長期にわたり取り組んでいる」「(虐待は)自然に消えてしまうような問題ではなく、現在も進行中だ」と語った。  
 教皇の発言は、『女性・教会・世界』が1月末、修道女に対するレイプについて異例の抗議を掲載したのを受けたもの。レイプの被害を受けた修道女らは、人工妊娠中絶をするか、さもなければ父親である聖職者が認めようとはしない子どもの養育を強要させられているように感じているという。  
 スカラフィア編集長は、「多数がバチカンに訴えているが、調査はされていない」として「調査委員会が設置され、この問題を専門とする修道女も調査に加わることを期待している」と述べた。  
 聖職者による修道女の虐待は世界的な問題となっているが、特にアフリカ、アジア、中南米でまん延しているという。  
 聖職者は、修道女の務めや給与などすべてを管理しており、「教会内における修道女の従属的な地位に根差した問題で、解決は非常に難しい。修道女は平等な存在だとは認められていない」とスカラフィア編集長は言う。  
 教皇が問題を認めたこと自体は「教会のイメージにとってさらなる打撃となるが、変化が起きていることを示す絶好のチャンスでもある」とスカラフィア氏。問題解決の鍵は、「聖職者が権力者のように振る舞うのをやめさせることだ。そのような振る舞いがこの問題を引き起こしているのだから」と語った。h

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【追伸2】BBC News 2019年2月26日

ヴァチカン高官、児童への性的暴行で有罪評決 これまでで最高位

今度はオーストラリアの枢機卿で、バチカンNo.3。 http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15481

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